空き家の雑草は市役所に相談できる?関市の相談先と伝える前に準備したいこと

2026.09.15

CAT: 関市の暮らし

TAG: 空き家草刈り

空き家の雑草は市役所に相談できる?関市の相談先と伝える前に準備したいこと

「近所の空き家や空き地の雑草が伸びているけれど、こういうことを市役所に相談してもいいのだろうか?」

そんなふうに迷ったことはありませんか。

草が伸びているだけに見えても、道路にはみ出して見通しが悪くなったり、害虫やごみの不法投棄、火災などへの不安につながったりと、地域にお住まいの皆様の暮らしに影響することがあります。

一方で、市役所へ相談すれば必ず草を刈ってもらえる、というわけではありません。

大切なのは、「どこの土地で」「どのような状態になっていて」「暮らしにどのような影響が出ているのか」をできるだけ具体的に伝えることです。

今回は、関市で空き家・空き地の雑草に困ったときの相談先と、市役所へ相談する前に準備しておくとよいことを整理してお伝えします。

近所の空き家・空き地の雑草、市役所に相談してもいい?

空き家の雑草は市役所に相談できる?関市の相談先と伝える前に準備したいこと

雑草が伸びて生活に支障があるときは、まず市役所へ相談を

「空き地の草がひどいけれど、市役所に言っていいのかな」と迷われる方もいらっしゃると思います。

関市では、空き地について「土地の所有者は、草刈りをするなど常にその土地の適切な維持管理をしなければならない」と案内しています。

雑草が生い茂った状態を放置することで、火災の危険や病害虫、ごみの不法投棄などにつながり、周辺の生活環境に影響する場合があるためです。

近隣の空き家や空き地の雑草によって暮らしへの影響や不安を感じている場合、「こんなことで相談してよいのだろうか」と抱え込まず、まず市役所の担当窓口へ状況を伝えることが一つの方法です。

出典:関市公式サイト「空き地の管理」
https://www.city.seki.lg.jp/0000000833.html

「空き家」と「空き地」では関市の相談先が異なることがあります

注意したいのは、「建物のない空き地の雑草」と「建物がある空き家の管理問題」では、関市の相談窓口が異なることです。

2026年9月現在、関市では、空き地の管理については環境課が窓口となっています。

一方、建物を含む空き家については、都市計画課内の「空き家総合相談窓口」が設けられています。

「草だけの問題なのか、建物も含めて管理されていないのか分からない」という場合もあると思います。そのようなときは、まず状況を伝え、適切な窓口を確認してみてください。

出典:関市公式サイト「空き地の管理」
https://www.city.seki.lg.jp/0000000833.html

出典:関市公式サイト「空き家総合相談窓口案内」
https://www.city.seki.lg.jp/0000019414.html

空き家の雑草を市役所へ相談するとき、準備しておくと伝わりやすいこと

空き家の雑草は市役所に相談できる?関市の相談先と伝える前に準備したいこと

市役所へ相談するとき、「どうしたら動いてもらいやすいのだろう」と考える方もいらっしゃるかもしれません。

私は、行政を動かすための特別な言い方を探すよりも、市役所が現状をできるだけ正確に把握できる情報を整理して伝えることが大切だと考えています。

① 場所や住所をできるだけ具体的にする

まず大切なのは、「どこの空き家・空き地なのか」が分かる情報です。

正確な住所が分からない場合でも、

・〇〇町の〇〇交差点の近く
・〇〇公園の向かい側
・自宅の東隣の土地

など、場所を特定しやすい情報を整理しておくと伝わりやすくなります。

② 雑草の状態や周囲への影響を写真などで確認する

実際に窓口を訪ねる場合は、現状が分かる写真も役立ちます。

関市の空き家総合相談窓口でも、相談の際に「空き家の状況がわかる写真」「相談内容をまとめたメモ」などがあると相談がスムーズになると案内されています。

ただし、写真を撮るために他人の土地へ無断で立ち入ることはせず、公道やご自身の敷地などから安全に確認できる範囲にしてください。

出典:関市公式サイト「空き家総合相談窓口案内」
https://www.city.seki.lg.jp/0000019414.html

③「草が伸びている」だけでなく、何に困っているのかを伝える

もう一つ重要なのが、雑草そのものだけでなく、暮らしにどのような影響が出ているのかを伝えることです。

たとえば、

・歩道や道路まで草が伸びている
・交差点などの見通しが悪く感じる
・ごみが捨てられるようになった
・虫などが増えて困っている
・枯れ草が増え、火災が心配
・建物自体の老朽化にも不安を感じる

といった内容です。

「雑草が多い」という情報だけよりも、周辺の暮らしにどのような影響があるのかが分かれば、市役所側も状況を把握しやすくなります。

④ いつ頃から続いているのかを整理しておく

「今年の春頃から伸び始めた」「昨年も同じ状態だった」「数か月前から急に管理されなくなった」など、分かる範囲で経過を整理しておくことも役立ちます。

完璧な資料を用意する必要はありません。

場所・現在の状態・暮らしへの影響・これまでの経過。

この4つを簡単に整理してから相談するだけでも、状況を共有しやすくなります。

空き家・空き地の雑草は誰が管理する?所有者と市役所の役割

空き家の雑草は市役所に相談できる?関市の相談先と伝える前に準備したいこと

土地や空き家の管理は、原則として所有者・管理者が行います

空き家や空き地の雑草について考える際に知っておきたいのが、私有地については、基本的にその土地や建物の所有者・管理者が適切に管理するという考え方です。

関市も、空き地について土地所有者に草刈りなどの適切な維持管理を求めています。

出典:関市公式サイト「空き地の管理」
https://www.city.seki.lg.jp/0000000833.html

市役所に相談したら、市が直接草刈りをしてくれるとは限りません

そのため、市役所へ相談したからといって、市が私有地へ入り、すぐに草刈りをしてくれるわけではありません。

ここは誤解されやすい部分です。

市役所へ相談する意味は、「市が代わりに草を刈る」ということではないのです。

どのような状態なのかを行政に伝え、必要に応じて所有者への働きかけや、空き家対策として対応できるものなのかを確認してもらうことにも意味があります。

具体的な対応は土地・建物の状態や所有関係などによって異なるため、個別の状況については担当窓口へ確認してください。

管理不全の空き家は、状態によって行政対応につながる場合があります

国の「空家等対策の推進に関する特別措置法」、いわゆる空家法では、適切な管理が行われていない空き家について、状態に応じて「管理不全空家等」や「特定空家等」として市町村が所有者へ指導などを行う仕組みがあります。

ただし、これは「雑草が伸びている空き家なら、必ず市が除草する」という制度ではありません。

空き家全体の状態や周辺への影響などを踏まえて判断されるものです。

出典:国土交通省「空家等対策の推進に関する特別措置法関連情報」
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk3_000035.html

出典:国土交通省「空き家対策 特設サイト」
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/akiya-taisaku/

隣の空き家の草が迷惑…勝手に切っていい?関市の暮らしを守るために考えたい管理と相談の仕組み

関市ではどこに相談する?空き家・空き地の相談窓口

空き家の雑草は市役所に相談できる?関市の相談先と伝える前に準備したいこと

空き地の雑草については「環境課」

建物のない空き地の雑草などについては、関市公式サイトで環境課が問い合わせ先として案内されています。

「空き地の草が伸びて困っている」という場合には、まずこちらへ状況を相談することが考えられます。

出典:関市公式サイト「空き地の管理」
https://www.city.seki.lg.jp/0000000833.html

建物を含む空き家の管理については「空き家総合相談窓口」

建物がある空き家については、関市役所都市計画課内に「空き家総合相談窓口」が設けられています。

空き家の所有者の方だけでなく、「地域に管理されていない空き家がある」「通学路や生活道路沿いに危険を感じる空き家がある」といった相談も案内されています。

出典:関市公式サイト「空き家総合相談窓口案内」
https://www.city.seki.lg.jp/0000019414.html

近隣の管理されていない空き家は「空家情報提供票」でも伝えられます

関市では、近隣に管理されていない空き家がある場合などに利用できる「空家情報提供票」も用意されており、オンラインによる情報提供も案内されています。

電話でうまく説明できるか不安な方にとっても、状況を整理して行政へ伝える一つの方法になります。

出典:関市公式サイト「空き家総合相談窓口案内」
https://www.city.seki.lg.jp/0000019414.html

農地の雑草については「農業委員会」へ

一見すると空き地に見えても、その土地が田や畑などの農地として扱われている場合は、相談先が異なります。

関市では、農地に関することは農業委員会が窓口となっています。農業委員会は、農地の適正な利用や農地に関する手続きなどを担っている機関です。

そのため、「長期間耕作されていない農地の雑草が伸び、周囲への影響が気になる」といった場合には、まず関市農業委員会へ相談してみてください。

土地を見ただけでは「空き地」なのか「農地」なのか判断しにくい場合もあります。そのようなときも、状況や場所を伝えたうえで、市役所に適切な相談先を確認することをおすすめします。

出典:関市公式サイト「農業委員会(北庁舎2階)」
https://www.city.seki.lg.jp/soshiki/4-2-0-0-0_2.html

出典:関市公式サイト「農業委員会の概要」
https://www.city.seki.lg.jp/0000000028.html

※担当課、電話番号、受付時間、受付方法などは変更される可能性があります。相談前には関市公式サイトで最新情報をご確認ください。

雑草の問題は「草だけ」の問題ではありません

空き家の雑草は市役所に相談できる?関市の相談先と伝える前に準備したいこと

火災・害虫・不法投棄など暮らしへの影響

空き家や空き地の雑草というと、「見た目の問題」と思われるかもしれません。

しかし、関市は空き地の管理について、雑草の繁茂が火災の危険、病害虫、ごみの不法投棄などにつながり、周辺の生活環境を損なう可能性を示しています。

出典:関市公式サイト「空き地の管理」
https://www.city.seki.lg.jp/0000000833.html

空き家の管理不全を早い段階で把握することも大切

関市の「第2期 関市空家等対策計画」でも、適切に管理されていない空き家の増加について、防災・衛生・景観などの面から市民生活に影響する課題として位置付けています。

雑草が伸び続けていることは、それだけで直ちに危険な空き家を意味するものではありません。

一方で、「以前は手入れされていた家が長期間管理されなくなった」といった変化を地域や行政が把握するきっかけの一つになることはあります。

出典:関市公式サイト「第2期 関市空家等対策計画」
https://www.city.seki.lg.jp/0000019382.html

一軒の空き家の問題から、地域全体の安心を考える

空き家の問題は、一軒の建物だけで完結するとは限りません。

通学路や生活道路に面していれば、子どもたちや高齢者の方々を含め、日々そこを通る方々の安心にも関わります。

だからこそ、所有者の責任だけを問うのでも、行政にすべてを任せるのでもなく、地域から届く情報を受け止め、必要な対応につなげていくことが大切だと考えています。

市民の皆様が相談しやすく、市役所も状況を把握しやすい仕組みへ

「どこへ、何を伝えるか」が分かることも大切な行政サービス

制度や相談窓口があっても、「こんなことを相談していいのか分からない」「どこの課へ連絡すればよいのか分からない」という状態では、市民の皆様にとって使いやすい仕組みとは言えません。

私は、行政の制度そのものだけでなく、困ったときにどこへ相談し、何を伝えればよいのかが分かることも大切だと考えています。

同時に、相談を受ける市役所側にとっても、場所や状況、暮らしへの影響が具体的に分かることで、確認や担当部署への連携を進めやすくなります。

暮らしの中の小さな困りごとを、市政につなげていく

「雑草くらいで相談してもいいのかな」

そう思われるような身近な困りごとの中にも、地域の課題が隠れていることがあります。

一件の相談だけでは見えにくくても、同じような声が重なれば、行政の案内方法や空き家対策、地域の安全を考えるうえで大切な情報になります。

制度や仕組みを分かりやすく伝えること、そして関市で聞こえる一つひとつの声を受け止め、市政につなげていくことも、市議会議員の役割の一つだと考えています。

まとめ|空き家の雑草で困ったら、状況を整理して関市役所へ相談を

近所の空き家や空き地の雑草で困っている場合は、「市役所に言っていいのかな」と迷う前に、まず相談先を確認してみてください。

その際には、

・場所はどこか
・現在どのような状態か
・暮らしにどのような影響があるか
・いつ頃から続いているか

を分かる範囲で整理しておくと、状況を伝えやすくなります。

空き地であれば環境課、建物を含む空き家であれば空き家総合相談窓口など、関市には相談できる窓口があります。

もちろん、市役所へ相談しただけですぐに解決できる問題ばかりではありません。私有地であれば所有者の管理責任があり、行政ができることにも一定の範囲があります。

だからこそ、市民の皆様と行政との間で情報がきちんとつながることが大切です。

「こんなことを相談してもいいのだろうか」と感じる暮らしの中の声も、地域をより安心して暮らせる場所にしていくための大切な情報です。

これからも関市で聞こえる声を大切にしながら、身近な困りごとを市政につなげ、仕組みとして改善できることがないか一緒に考えていきます。

参考・出典

・関市公式サイト「空き地の管理」
https://www.city.seki.lg.jp/0000000833.html

・関市公式サイト「空き家総合相談窓口案内」
https://www.city.seki.lg.jp/0000019414.html

・関市公式サイト「第2期 関市空家等対策計画」
https://www.city.seki.lg.jp/0000019382.html

・国土交通省「空家等対策の推進に関する特別措置法関連情報」
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk3_000035.html

・国土交通省「空き家対策 特設サイト」
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/akiya-taisaku/

プロフィール / PRIFILE

名前 | 岩出 和也

生年月日 | 1989年5月20日(36歳)

趣味 | バスケットボール

座右の「書」 | 京セラフィロソフィ

好きなアーティスト | スピッツ

好きな漫画 | ワンピース、キングダム

関市議会議員1期目(各得票数1,229票)

税理士・行政書士

子育て奮闘中!

CAREER

経歴

岐阜県関市桜台に生まれる

田原小学校卒業

桜ヶ丘中学校卒業
(小・中学バスケットボール県4位入賞)

長良高校卒業

京都府立大学卒業
(アメリカンフットボール部学内新人賞受賞)

会計事務所勤務

税理士試験合格【専門分野:地方公会計】
⇨市町村の収支決算書を民間企業と同じ決算書に組み変えること

令和5年4月の関市議会議員選挙で1,229票獲得し当選

日本防災会会員(防災士)

認定支援機関(ID:108121000401)

名古屋税理士政治連盟関支部 幹事

関商工会議所青年部(関YEG)

令和6年度経営委員会 委員長

令和7年度広報委員会 委員長

一般社団法人関青年会議所(関JC)

令和6年度青少年開発委員会 委員長

桜台連合会

令和8年度 監事

令和7年度 会長

東海若手議員の会 事務局長

一般社団法人中濃法人会 会員

関市観光協会 会員

関市国際交流協会 会員

名古屋税理士会関支部 会員

岐阜県行政書士会中濃支部 会員

中濃納税貯蓄組合連合会 会計

関市議会 文教経済委員会 副委員長(歴任)

関市議会 政治倫理に関する調査特別委員会 副委員長(歴任)

関市議会 総務厚生委員会 副委員長(現職)

名古屋青年税理士連盟 厚生部副部長

中濃税務連絡協議会 監事

税理士による渡辺猛之後援会 副幹事長

税理士による若井あつこ後援会 幹事